
2020年8月から、本格的に米国株式投資(アメリカ株)を開始しました。
これから毎月末、その月内に米国株取引で発生した損益やポートフォリを紹介していこうと思います。
ぼくが米国株に興味を持ったきっかけは、2018年に三井住友信託銀行に勤める友人から、ダウジョーンズのインデックス投資を教えてもらったことでした。
目次
なぜ今米国株投資を選んだのか
アメリカの経済指標のひとつに「ダウ平均株価」というものがあります。
これは日本で言うと日経平均株価のようなもので、アメリカを代表する30企業の平均株価を表したもの。
このダウ平均株価の注目すべきポイントは1980年の算出開始以降、ずっと伸び続けて今なお最高値を更新し続けている(ずっと経済成長を続けている)ことにあります。

途中リーマンショックやコロナショックで打撃を受けましたが、それでも長期的に見れば危機を乗り越えて成長を続けているんですよね。
つまり米国株に投資するということは上がり続けるエスカレーターに乗るようなもので、利益を生み出しやすいフィールドで投資をすることができるのです。
ちなみに日本経済はバブル崩壊以降、安定して成長しているとはいえません。
アベノミクスで株価は上がりましたが、それもいつまで続くか分からないのが実情です。

米国株では「インカムゲイン」を狙う
ぼくがやる米国株投資では、成長が見込める株を探し、安く買って株価が上がってから売る「キャピタルゲイン」は狙いません。
株を長期保有することで3ヶ月に1度もらえる配当金、つまり「インカムゲイン」を狙った長期的な株式投資を目指します。
理由は2つ。
- 米国株は配当金が高いから
- 長期的にコツコツ増やしていく投資を目指すから
日本株と米国株の最大の違いが、株主への還元意識です。
アメリカ企業は株主が一番偉いというカルチャーが浸透しているので、株主へ積極的に配当金を支払っています。企業にもよりますが100万円分の株を持っていれば、年に10万円は配当金を得ることができると思います。
それに前述した通り、アメリカは世界をリードする大企業が集う経済大国。もう僕たちが何もしなくても、勝手に成長していきます。
実際身の回りもモノは米国企業のものが大半ですよね?
なので大きなリスクを取らなくても、大手企業の株を保有しておくだけで緩やかに株価は上がっていきます。
株主として配当金をもらいつつ、買った株自体も緩やかに上がっていく。これが米国株投資の最大の魅力だといえるでしょう。
米国株投資の方針
現時点で考えているぼくの米国株投資の方針です。
- ポートフォリオは10種類前後を維持する
- キャピタルゲインは狙わない。配当利回り率を最重要視
- 日本株投資とETF投資は並行しておこなう
ポートフォリオは10種類前後を維持する
ポートフォリオは自分の持っている株の種類のこと。
これを10種類前後に維持しながら投資をおこないます。
10種類以上になると全部の株価まで目が行き届かなくなり、企業研究のリソースも分散されてしまうデメリットがあります。
まずは開始時点でのポートフォリオは3種類ほどですが、2020年内に10種類まで増やすことを目標にします。
キャピタルゲインは狙わない。配当利回り率を最重要視
前述の通り、売買の差額で稼ぐキャピタルゲインは狙いません。
長期的な資産形成なので、あくまでコツコツ増やす安定的投資を目指します。
なので急激に成長していることよりも緩やかに成長していることを評価し、参入障壁が高く圧倒的なマーケットシェアを誇っている会社の株を保有します。
コカ・コーラやP&Gのような企業ですね。
その中でも配当の利回りが高い企業を探し、ポートフォリオに組み込みます。
日本株投資とETF投資は並行しておこなう
米国株をやるとはいえ、日本に住んでいれば日本の情報やトレンドが分かるのは大きなメリット。
なので日本株も並行しておこないます。こちらは長期的ではなく、短期的なトレードを繰り返して利益を上げていくつもりです。目標は月+3%です。
また、ETFにも積極的に投資をしていこうと考えています。
ETFは複数の株を組み合わせたパッケージ商品のようなイメージです。リスク分散のメリットがあるので、こちらも並行しておこないます。
配当金で新しい株を購入する複利的投資を目指す
「よっしゃ配当金ゲット!遊ぶぜ!」ではなく、その配当金で株を買い増しし、さらに配当金を増やす、という複利的な投資を目標とします。
これから毎月末に運用報告をするのでぜひチェックしてみてください。