
サーフィン初心者の方も、バリバリのベテランの方も、やっぱりベストな状態で波乗りに臨みたいですよね。とは言えベストな状態でサーフを楽しむには『自分』と『サーフボード』の相性を極限まで高めてくれるサーフワックス(滑り止め)が欠かせません。
今回はサーフィン歴4年、湘南在住サーファーの僕がおすすめのサーフワックスをまとめました!
こんな方にピッタリに記事になっています。
・サーフィンを始めたけど、どのワックスがいいのか分からない
・同じのをずっと使っているけど他のも試してみたい
・ワックスで少しでもスキルを向上させたい
ちなみに僕は始めたてのころ、サーフワックスの存在を知らずにツルツル滑りまくりました。
3ヶ月くらいでその存在を知りましたが、もっと早く知りたかったなぁ…
目次
そもそもサーフィンのワックス(滑り止め)ってなに?

サーフワックスはサーフボードに塗り、サーファーがボードの上で滑らないようにする滑り止めです。
原材料は「ろう」で石油からできているみたいですね。ココナッツのような甘い匂いがします。
サーフワックスを塗ると、見た目はこんな感じに。
サーフボードの溜まったWAXも、このアプリで綺麗になるわ〜。
ホント便利だわ〜。
ヨシズミアプリで、WAXを消す!
シノブアプリで、ディケール&デッキを消す!
ナカガワアプリで、ボート自体消す!
#ヨシズミアプリ#シノブアプリ#ナカガワアプリ #コラボアプリ #めんどくせぇ〜 #ってかボートがねぇ〜 pic.twitter.com/qKEkRTh59h— 押忍マンのサンコンことヨシズミ タケシ (@sankon4649) 2018年4月29日
結構みた目が変わりますね〜。
サーフワックスの種類は?
サーフワックスは大きく分けて5種類に分類されます。
それぞれ季節ごとに変えるのが基本です。
・WARM(ウォーム)初夏向き。5~7月の水温と気温が上がってきた夏前に使う。
・TROPICAL(トロピカル)真夏向き。7~9月の水温が高く、気温も高い真夏に使う。
・COOL(クール)春 / 秋向き。10~12月の水温が下がり始める時期や、春に使う。
・COLD(コールド)冬向き。1〜3月の最も水温が低いときに使う。
・ベースコート 下地用のワックス。季節に関わらず、全てのサーフワックスの下に塗る。
サーフワックスは(ベースコート)をボードに塗り、その上から季節ごとのワックスを塗ります。
こちらの方がワックスの持ちがよく、足元のグリップも効くのでオススメです。
これらのサーフワックスの違いは?
ワックスの硬さによって、ボードのグリップ力が変わってきます。
季節によってワックスを変える必要があると説明しましたが、その理由は水温と気温。
使用する気温、水温に合わせて各メーカーのパッケージに掲載されているものを参考にして使いましょう。
例えば、冬用のワックスは柔らかめに作られていますので夏に使うとドロドロになってしまいます。
逆に、夏用のワックスは固めに作られているので冬に使うと全然グリップが効かない…
なんてことになってしまうので、メーカーのパッケージをみてシーズンに合ったベストなモノを使うのがいいですね。
●2層に分けて塗るのがベスト。持ちもグリップも格段に良くなる。
イチ押しサーフワックスランキング
サーフワックスはメーカーによってグリップ感に違いがあります。
使用感や価格、サーファーのレベルによっても変わってくるので、初めのうちは色々なワックスを試して「これだ!」って思えるワックスを見つけて欲しいです。
基本的にサーフワックスは300円〜1000円くらいなので気軽に買えるのが嬉しいですね。
おすすめサーフワックス 4位: SEX WAX(セックス ワックス)
「えっ…」って思うような名前ですよね。(笑)
しかしこれ、サーファーなら誰もが知っているくらいポピュラーです。
1個300円しないのに抜群のグリップ力を誇ります。初心者〜上級者まで使える王道サーフワックス。
個人的にはSEX WAXの甘いココナッツのような香りにサーフィンの血が疼きます!
おすすめサーフワックス 3位: Green Fix Wax (グリーン フィックス ワックス)
Green Fix Waxの最大の特徴は、他のサーフワックスにはない耐熱性。
車の中にサックスを置き忘れてドロドロに溶けてしまった…なんて経験、誰にでもあるハズ。
でもフランス人サーファー、デイミアン・ホルケスが開発したこのGreen Fix Waxは最高気温70℃の室温にまで耐えれる超耐熱ワックスなんです。開発するのに相当苦労したとか…
一度使いましたがグリップ力も申し分なく価格も安いので、この夏に一度試してみて欲しいです。
おすすめサーフワックス 2位: Sticky Bumps(スティッキー バンプス)
サーフィンの本場、カリフォルニア生まれのスティッキーバンプスは世界でNo.1のシェアを誇る世界最高水準のサーフワックス。僕も大好きです!
40年以上続く、石油を利用しないエコなワックスはどんな海でもグリップが効くように開発をされ続けてきました。なんというか、ずっと使いたくなるような安定感を持っています、スティッキーバンプス。
おすすめサーフワックス 1位: FU WAX (フー ワックス)
世界で最も波乗りに愛されたトッププロ、ケリー・スレーターも愛用するFU WAX (フー ワックス)。
ブラジルで1個1個手作りされているこのワックスは、信じられないくらいのグリップ力を持っています。
ほんとに一回試してみて欲しい、もう他のワックス使えなくなっちゃいます。
1つ900円くらいと、少し高めですがサッと塗るだけで抜群の効果を発揮するのでコスパはむしろ他のワックスよりいいかもしれません。サーファーならこれは絶対に使ってみたほうがいいですよ!
(手作りなのであんまりショップに売ってないのが難点)
お気に入りのワックスを見つけよう
いかがでしたか?
まとめると、
サーフワックスの選び方・安くてお手軽ならSEX WAX (セックスワックス)
・溶かしたくないならGreen Fix Wax (グリーン フィックス ワックス)
・グリップとコストパフォーマンスならSticky Bumps(スティッキー バンプス)
・世界最高のグリップ力を求めるならFU WAX (フー ワックス)
ウェットスーツやボードは気軽に変えられないけど、サーフワックスは安価なので色々と試せるのが一つの楽しみになります。
長いサーフィンライフなのですから、色々試して自分に合ったワックスを見つけていくのもいいですね。