
新卒で入社した大手人材企業でキャリアアドバイザーとして年間300名以上のビジネスパーソンを転職に成功させてきました。
簡単にぼくの経歴をご紹介させていただくと、
(学生時代)上場ベンチャーで営業→(新卒〜2年目)パーソルキャリアで営業→(3年目〜)ベンチャーでマーケティング、といった流れです。
この記事で伝えたいのは営業職からマーケティング職に転職したぼくが得たメリットについてお話します。
先に断っておくと、営業を馬鹿にするわけでは一切ありません。自分自身、営業時代を経たことで今があります。
ただし、現代にあった働き方を考えるとマーケティングの方が適しているのではないか、ということをお伝えしたいと思います。
目次
マーケティングは出世しなくても稼げる
営業職の世界でのし上がるのはとても大変です。
まず第一に、とにかくライバルが多い。第二に、とてもストレスフルな世界ということ。
出世するまでの道のりは狭く、険しいものと言わざるを得ません。
それに対してマーケティングの世界は、個人に実力があれば出世をしなくても年収1,000万以上稼ぐことができます。理由は後述しますが、Webを使えば多くの人々にリーチすることができるからです。
ゴリゴリの競争社会に揉まれたくない、という方でも稼げる職種、それがマーケティングというわけです。
営業からマーケティングを始めて得た6つのメリット

ここではぼくが営業職からマーケティング職になって感じた6つのメリットをご紹介します。
- 給料が上がった
- スーツが不要
- 圧倒的格上と仕事ができる
- ブログ収益が上がった
- 名刺代わりのスキルが手に入る
- 努力とアイデアが成果に直結する
一つずつ解説していきます。
①給料が上がった
これは少人数でやっているWebマーケティングベンチャーに多いのですが、シンプルに給料が高いです。
具体的には営業時代の年収400万から500万に上がりました。
商材にもよりますが、営業が頑張って月に売り上げられるのは300万程度だと思います。
それに対しWeb上では大多数の人にモノを売ったりサービスを提供できるので、1人あたり月間で1,000万程度の売り上げをあげることができます。
そのため、営業よりも給与が高い傾向があります。
②スーツが不要
営業時代から思っていたのですが、スーツって着る必要ありませんよね?
熱中症の危険も高まるし、見てる側も暑苦しいし、何のメリットもない習慣だと思います。
その点、マーケティング職は基本的に私服OK。ぼくは毎日パーカーで出社してます。
スティーブ・ジョブズやオバマ元大統領は「服を選ぶことに意思決定のエネルギーを使いたくない」という理由で毎日同じ種類の服を着ていましたが、あれ着なきゃ、と考える必要がないのでかなり楽ですよ。
③圧倒的格上と仕事ができる
まともに収益を上げているマーケティング会社やマーケティング部には、必ずといっていいほど凄腕のマーケターがいるはずです。
今の時代、実力のあるマーケターがいないとモノは売れないですからね。
マーケティング職は常にオフィスで仕事をするので、そんな凄腕マーケターの側で働けば仕事っぷりをみて真似ることができます。
④ブログ収益が上がった
ぼくはこのブログを含めて、計4つのサイトを運営しています。
これまでは収益が合わせて月間5万円ほどでしたが、マーケティング職についてからは月間20万円程度まで売り上げを伸ばすことができました。
というのも、マーケティングベンチャーにはアフィリエイトで月300万を稼いでいる猛者たちが多数います。そういった人たちからスキルやコツを盗むことができました。
また、会社で契約している解析ツールなどを使うことができるので、サイト運営がめちゃめちゃ捗ります。
⑤名刺代わりのスキルが手に入る
営業職の辛いところが、目に見えるスキルが手に入らないこと。このくらい売り上げた!という実績があっても、それが自分の営業力のおかげか、商材のおかげかはわかりません。
その点、マーケティング職は「SEO対策」「SNS集客」「リスティング広告」など、これができる!と自慢できるスキルが手に入ります。
名刺がわりになる強みを自分のものにできることはマーケティング職の強みですね。
⑥努力とアイデアが成果に直結する
マーケティングでもっとも大事なことは「顧客を見つけること」です。
そのために日々施策を考え、問い合わせを増やす方法を模索します。
営業職は決算期や決裁者の気分など、受注の不確定要素が多すぎますが、マーケティングは自分の施策が当たるか当たらないかの2択しかありません。
他的要素に惑わされることなく、努力次第で成果が出るのがマーケティング職のいいところです、
収入を上げたいならマーケティングを始めよう
ぼくが営業時代に辛かったのが、月間予算を達成しても翌月にはまたゼロからのスタート、というのを何度も何度も繰り返すことでした。
常に数字に追われ、土日でも心休まることはありませんでした。
ただし、受注し続けなければいけない営業職とは違い、マーケティングは日々の積み重ねが評価される職種です。
つまり、1日1日の努力と研鑽が無駄になることなく成果に繋がります。
ぼくと同じように感じている方は、マーケティング職への転職を考えてみてもいいかも知れません。