行きたくない飲み会は断ろう。今日から使える5つの断り方と心構え

うえの
元キャリアアドバイザーの上野 翔平(@sho_hey0222)です。

会社の飲み会が嫌い…って人、多いですよね。正直、ぼくも嫌いです。

先に言っておくと、お酒の席がいいこともあると思います。

僕も初受注した夜に先輩からお酒をごちそうしてもらったり、事業部長に話を聞いたり2次会でカラオケに連れていってもらったことはずっと忘れない思い出です。

ですが、「上司の愚痴が多くなりそう」「社内接待になりそう」と思う飲み会は断るようにしていました。

今回はぼくが営業時代に培った「行きたくない飲み会を断るコツ」についてお話します。

会社の飲み会は「9割」ムダ

ちょっとだけぼくのお話をさせてください。

新卒で入ったパーソルキャリアは大手人材系・ゴリゴリ営業の部署だったもので、平日でも頻繁に飲み会が行われていました。

3、4人でいくライトな飲み会から、月末に50人近くで行われる営業部締め会など、月に10回は飲み会があったのですが、それも当たり前だと思っていたんですよね。

典型的なトップダウン体制だったので、上司の飲みに付き合うことが評価を上げるためのコツ、みたいなことも言われていました。(今はそんなことないはず)

ただ、夜の11〜12時まで飲みに付き合うとどうしても睡眠時間が削られます。次の日もずっと眠たいし、お金もなくなるし、「これってムダじゃね?」って気付いたんです。

例えば役員クラスの人から話を聞ける飲み会だったり、チームの親睦を深めるためにお酒の場を設ける、といったものはあってもいいと思います。

でも、愚痴や社内接待に付き合わされる「意味のない飲み会」は、断ろうと決めました。

断って居づらくなることは?

僕の経験上ですが、断っても居づらくなることはありませんでした。

もちろん最初に断り始めたときは「え、なんで来ないの?いこうよ!」と言われることもあります。

でもそれを何度か続けていると、次第に「あいつはたまにしかこないやつなんだな」と認識してくれるようになりました。僕は副業でブログを書き始めたこともオープンにしていたので、そっちが忙しいと思ってくれたのかもしれません。

とにかく、自分が断れば、今まで誘っていた上司や先輩は別の後輩を探し始めます。イヤイヤ連れて行っても空気が悪くなるだけですもんね。だから、まずは「飲み会いかないキャラ作り」を始めるがオススメ。

内心ぼくも「飲み会いかないと会社に居づらくなるかな…」なんて心配していましたが、特に問題ありませんでした。

そもそも、飲み会断るくらいでハブられる会社ならやめたほうがいいですよね。そう思うと心が楽になりました。

少し話はズレますが、ハブられたとしても「いつでも転職できるから気楽にいこう」と思っておくのは精神衛生上とても効果的だと思います。

こちらは僕が愛読している「転職の思考法」という本からの抜粋です。

「いいか。以前私が出会ったとある若者の話をしよう。彼も、君と同じように仕事にやりがいを見失っていた。だが、何も行動に移せなかった。なぜなら、その職場以外に居場所がないと思っていたからだよ。追い詰められた彼は、とうとうある日、スーツの胸ポケットに辞表を忍ばせた。もちろん、上司に出すつもりでだ。ただ、結果的に彼は辞表を出さなかった」

「なぜですか?」

「その日彼は初めて言えたんだよ。理不尽な上司に、ノーとな。『会社をやめる』という選択肢を手にしたからだ。(中略)『辞められない』という思い込みの檻の中に閉じ込められたら、どんな人間も必ず自分に小さな嘘をつくことになる」

会社に居づらくなることを恐れて、流されるように毎晩飲み会に参加する。その結果、新しいこと趣味や副業より、上司の顔色を伺う人生になってしまう。

そんなビジネスパーソンになりたくなければ、勇気を出して飲み会を断る勇気を持ちたいですよね。

波風を立てない飲み会の断り方5選

とはいえ、いきなり「今日から飲み会は一切お断りします!」とは言えないですよね。さすがにそれは周りの反感を買ってしまいます。

大人のビジネスパーソンとしては、人間関係を大事にしながら、スマートに断りたいもの。

ここでは波風を立てずに飲み会を断わる方法5選をお伝えします。

波風を立てない飲み会の断り方5選
  1. 「病院にいく」と伝える
  2. 「遠方から友達がくる」ことにする
  3. 「翌日のパフォーマンスを保ちたい」と伝える
  4. 仕事や副業が忙しいと伝える

詳しくみていきましょう。

①「喉が痛い」と伝える

まず1つめは「喉が痛い」と伝えること。シンプルですが、強烈な効果があります。

喉が痛いと「飲めない」「食べれない」「喋れない」の三重苦。つまり、酒の席をまったく楽しめる状態にありません…とアピールできます。

お酒が苦手です、ダイエットしてます、程度の優しい断り方だと、ジュースでいいよ!食べなくてもいいよ!で論破されてしまう可能性があるので危険です。

どんな返しもできないであろう「喉の痛み」を押し出してみましょう。

②「遠方から友達がくる」ことにする

2つめは遠方からのきてくれた友達との約束がある、ということ。両親や兄弟でもOKです。

僕は留学経験があり、オーストラリアから友達がきててその日しか会えないんです…とアピールしていました。

さすがに上司も、遠方から新幹線や飛行機を使って自分に会いに来る人との約束を破れ…とは言いませんよね。

大切な人間関係を守りたいんです、とニュアンスを込めて伝えると効果的です。

③「翌日のパフォーマンスを保ちたい」と伝える

3つめは仕事のパフォーマンスを維持したい旨を理由にすること。

これがもっとも共感されやすく、かつビジネスパーソンとしてまともな理由だと思います。

今は仕事が大事な時期。自分としても頑張りたいんだ!と仕事に対する思いを伝えましょう。

「俺も明日仕事あるから同じだろう!」と言ってくる人もいますが、理由になってませんよね。そういう人とは時間をともにするべきではありません。

④仕事や副業が忙しいと伝える

4つめは、仕事が忙しくて終わらない、と伝えること。

ぼくはだいたいこれで乗り切ってきました。副業で仕事終わりにブログを書いてることも公言していたのがよかったかもしれません。

本当にやるべきことに集中したいので、飲み会はいけません、と真顔で伝えれば、無理に誘ってくる人はいないはずです。

飲み会にいくことで失うもの

そもそも、あまりいきたくない飲み会にお金を払って時間を使うというのはあまりに勿体無い気がします。

時間が無限にあるならいいですが、20代、30代のキャリア作りに大切な時期はムダなことをすべきではないでしょう。あまりに失うものが多いと思います。

行きたくもない飲み会で失うもの
  1. お金
  2. 自己研鑽する時間
  3. 翌日のパフォーマンスが落ちる

詳しくみていきましょう。

①お金

まずはお金です。会社の経費として食事代が不要ならば悪くないかもしれません。(それでもムダな飲み会の場合も多い)

それを新卒も年長者も同じ金額を出す…というのはあまりにも不毛。

飲み代4,000円でもっとできることはあるはずですよね。本当に正しい投資なのかは疑わしいです。

②自己研鑽する時間

個人的には「時間」が奪われることが一番イヤです。仕事が終わったらすぐに記事を書き、サイトをメンテナンスしたいので、定時後の時間を強制的に奪われるのは困ります。

時間という有限かつ貴重なリソースが無限にある、と勘違いしている人は自分の将来のことを真剣に考えたほうがいいでしょう。

③翌日のパフォーマンスが落ちる

そもそも平日に終電間際までお酒を飲むって、プロとしての意識が欠落していませんか?

前職では一斉にお客さんに営業電話をかける「テレアポ」というのがあったのですが、前日に深酒して寝ている先輩もいました。

そんな意識が低い人から、なにを教わればいいのでしょうか?

選択とは何かを「捨てる」こと

当たり前ですが、時間は有限です。そして僕は、仕事終わりの時間は自分を磨く上でもっとも大事なものだと思っています。そこでしか自分の好きなことはできないからです。

スティーブ・ジョブズはこう言いました。

I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”
私は毎朝、鏡に映る自分に問いかける。「もし今日が、人生最後の日だとしたら、今からやろうとしていたことをするだろうか?」と。

And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.
「NO.」という答えが何日も続くなら、何かを変えなくちゃいけない。

その飲み会、本当に必要な集まりですか?人生最後の日が迫ってきていても、その飲み会にいきますか?

もしそうじゃないないなら、ダラダラ参加してしまう不毛な飲み会に「ノー」と言ってみましょう。

自分の好きなことに当てられる、大切な時間に出会えますよ。