
「うえのくん、情報格差で人が死ぬ時代がくるよ」
これは僕が大学2年の時に尊敬している先輩から言われた一言だった。
この先輩はなかなかパワフルなお方で、僕の一個上ながら在学中にビズリーチ、Gunosy、ウォンテッドリーでフルコミットのインターンをしていた。(ビズリーチはハイクラス向け転職サービスを展開。Gunosyとウォンテッドリーはこの先輩が働いたのちに上場した)
ともかく、この先輩が言うにはこれから「ネットリテラシー」のスキルが大きく開いていくらしい。
確かに、俺のオヤジなんかは「LINEなんていつ情報抜き取られるかわからんから信頼できない!」とか言って一貫してメールを活用。上野家の円滑なコミュニケーションに多大なる迷惑をかけている。
スマートフォンの登場が本当のネット社会の到来だった
僕は、スマートフォンの普及が本当の意味で人類がインターネットに接続されたポイントだと思っている。
知りたいことを一瞬でググることができ、チャットでコミュニケーションをとるIT時代が確立された。
でも、みんなが同じスタートラインに立った瞬間から格差は広がっていく。
情報格差で人は死ぬ
例えばこんな話がある。
東日本大震災で多くの人が亡くなった。街を飲み込む衝撃的な津波の映像はみんなも見たことがあるハズ。
でもその数ヶ月後、津波の余波が遠く離れた南米・チリで海水浴をしていた人を飲み込んで数人が亡くなったことを知っているだろうか?
沖が震源で発生する津波、360度全方位に発信してくらしい。そしてそれが長い時間をかけて地球の裏側まで到達したのだ。
思えばあの時はまだスマートフォンも一般的ではなかったので今ほどリアルタイムで情報はやってこなかったのかもしれない。政府レイヤーには情報が行き渡っていても住民レイヤーには津波到達の情報が行き届いていなかったのだと思う。
文字通り、情報格差で「人は死ぬ」という事実を僕たちは知るべきだ。
情報は未来を知るために使う
これは極論だけど、いい情報があれば人生を充実させられる。
友達のバーベキューに招いてもらえたり、好きなアーティストのライブチケットを簡単に見つけたり。
とにもかくにも、いい情報を取って行こうぜってことだ。
じゃあ「いい情報」はどうやって取ればいい?っていうのを紹介していくね。
情報格差社会で生き残るために①
仕事はWebサービスを行なっている会社にしていただきたい。これはもう、僕からの切実なお願いだ。
別に情報商材を扱っていない会社がいけない、というわけでは断じてない。
インターネットを必要としない仕事だってあるし、キャリアコンサルタントの僕から言わせれば好きな仕事をすることがベストだと思っている。
ただ、荒れ狂うこれからの時代をビジネスパーソンとしてチャレンジしたい人は別だ。
多分この記事を読んでくれているほとんどの方は、ホワイトカラー(オフィス系の仕事)に就くかと思う。
そしてこれからは確実に転職が当たり前になる時代が来る。
その場合、Webサービスを展開している企業じゃないとそのあとのキャリアの成長がかなり厳しい。
オンラインでの仕事が当たり前になる中でWebサービスを展開していないキャリアを積むってことは、これから沈んていく島で畑を耕すようなものだ。
学生が情報格差社会で生き残るために②
ブログを書こう。これは明確に情報格差社会でのいいスタートダッシュになる。
まず、自分の考えがまとまる。なんとな〜〜くの思考が、人に伝えなきゃいけないから文章を考える。するとその思考がハッキリとしてくる。言語化ができる。就活でも1本の芯を持って話せる。だから自分に自信がつく。
いいことづくめだ。
もっというと、より多くのユーザーに見てもらいたいからSEOやアナリティクス(ユーザー動向の分析)を頑張る。ITリテラシーが身につく。そしたら就活も無双できるよ!