
仕事や副業、趣味で圧倒的な成果を出したい…
誰もがそう思いますよね。でも、ほとんどの人がうまくいかないのが現実です。
世の中にはこれだけハウツー本が揃い、実際に成功者もたくさんいます。なのに、結果が出ないのはなぜでしょうか?
答えは簡単です。そう、成果に対してフルコミットする人はほとんどいないからです。
なぜ成果を出したいと思いながらも、人はフルコミットすることから逃げるのでしょうか?
フルコミットすることは「暗いトンネルを歩く」ようなもの

これだけやればこのくらいの報酬がもらえる、という保証があれば人は頑張れるものです。実際に、会社員のお給料はそうやって保証されているから、サラリーマンは安心して働くことができます。
しかし、副業や+αの仕事に対して、人はフルコミットで取り組むことから逃げます。それは、成果が保証されていないから。つまり、努力しても成果が約束されていないからなんです。
例えば1日14時間働いたら月収100万もらえる、と約束されていたらやりますよね?
副業であるブログ運営も、毎日記事を書いて3ヶ月目あたりからやっと成果が出始めます。その間、少なくとも毎日3〜4時間程度はコミットしないといけません。
「そこまで頑張って成果が出なかったら辛い…」「自分が才能ないと気付くのが怖い…」いつ成果がでるかわからずに頑張るのは、真っ暗なトンネルを全速力で走るような恐怖感があるのです。
ちなみに、ブログは有益な記事を毎日書いて公開してさえいれば、3ヶ月で毎月5万円くらいは稼げるようになります。
でも、そこにたどり着く前に諦めてしまうのです。そこまでフルコミットしないのですから成果が出るはずはありませんよね。
そう頭でわかっていても、できない人が大半なのです。
フルコミットするために必要な2つのポイント

ほとんどの人が、成果を出すための基本である”フルコミット”ができていません。
「あれがいいらしい」と聞いたらそっちに目が向き、次に「こっちのほうがいいよ」と聞いたらそちらに飛びつく。その連続です。
正直、ぼくも気持ちはわかります。ただ、効率のいい方法はあっても“努力不要の効率がいい方法”は存在しません。あったらすでに世の中に広まっていて、特別なことではないからです。
結局、ビジネスパーソンが成果を残すためにはフルコミットするしかないのです。暗いトンネルを、わき目も振らずに走り続けた人間だけが、気付いたら遠いところまで辿り着けるのです。
日米野球界の英雄、イチロー氏も現役時代にこういっています。
小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道
イチローは自らのことを野球の天才ではなく、小さなことを積み重ねる天才だと表現しました。イチローですらコツコツ積み上げる必要があったのですから、ぼくたちが横着して成果を挙げようなんておこがましい話です。
では、ぼくたちはフルコミットするために具体的になにをすればいいのでしょうか。重要なポイントは2つです。
- 情熱を持てるものだけやる
- 切り捨てる勇気をもつ
下記で詳しく解説していきます。
①情熱を持てるものだけやる
まず、もっとも大切なのが「情熱を持ってやれるか」ということ。
情熱を持てるかどうかでモチベーションや継続レベルが大きく変わります。
あんまり興味ないな、早く終わらせたいな…そんなネガティブな感情で時間をかけても、成果を残すことはできません。せいぜい1ヶ月で終わるのが関の山です。
時間を忘れて、どんどんのめり込んでしまう。そう思えるものを見つける必要があります。
自分の過去や傾向を振り返り、これまでどんなものにハマってきたか?と問いかけてみてください。
②切り捨てる勇気をもつ
2つ目は、今やっているムダなものを切り捨てること。あなたがやっていることの大部分は、実はフルコミットしたい自分にとって役に立たないことばかりです。そこに気付き、ムダなものを切り捨てなければ、やるべきことに注ぐエネルギーを消耗してしまいます。
通勤時間のスマホゲーム、翌日のパフォーマンスを落とす飲み会、帰宅後のSNS…
当たり前に染み付いている習慣が、僕たちをフルコミットすることから遠ざけようとします。勇気を持って、ムダな習慣や付き合いを切り捨てる勇気を持ちましょう。
そうするとあなたには、必ず時間が生まれます。
その時間で、自分になにができるか、どうコミットするのかを考えることができるようになりますよ。
自分にしか出せない成果のために、フルコミットしよう
フルコミットする人があまりいないことは、ぼくはチャンスだと捉えています。
フルコミットすることで自分が突き抜けた存在になれる可能性が高いですからね。
例えばぼくでいうと、Webマーケティング力をもっと高めて一流のWebディレクターになるという目標があります。そのために、このブログを毎日更新すると決めました。
もちろん、ブログが見られなかったらどうしよう…とか、この努力がムダになったら時間がもったいない…と考えることはあります。
そんなときは、とにかく記事を書く。同年代で活躍している人の記事を読み、自分を奮い立たせる。立ち止まるとネガティブな気持ちになるので、手を動かすようにしています。
フルコミットした者にしか見えない景色があるはず。一度きりの人生、そこに到達しないのはもったいない。ぜひ一緒に、フルコミットする毎日を送っていきましょう。