『ブログ運営がうまくいったら会社をやめるべき?』という議論に対する僕の見解

うえの
グロースハッカーの上野 翔平です。

ブログ運営がうまくいったら会社をやめる、という議論に元キャリアコンサルタントの僕が意見を述べます

 

最近、ブロガーさんがたくさん増えてきていますよね。

 

このブームは第3次ブログブームと呼ばれており、ブログ運営がかなり一般的になってきたんだなぁ、と感じています。僕なりにまとめると以下のような感じ。

 

  • 第1次ブログ世代:イケハヤさん(@IHayato)、はあちゅうさん(@ha_chu
  • 第2次ブログ世代:マナブさん(@manabubannai )、ヒトデさん(@hitodeblog
  • 第3次ブログ世代:2018年以降にスタートした人

といった感じでしょうか。

 

上記で名前をあげた方は、プロブロガーとして月収で500万以上稼いでるみたいです。市場の拡大期に参入し、圧倒的な作業量を積み重ねてきた方たちですね。

 

そんな先駆者たちに憧れて『ブログで成功して会社をやめるんだ!』『いや、それは危ないでしょ!』という議論が活発化しています。

 

そんな訳でアンケートを取ってみたところ、以下のような結果になりました。

 

どうやら、ブロガーの2人に1人が月50万を稼げたら会社を辞めたいと思っているみたいです。

 

ではこのWebコンテンツ過多の現代において、新規参入したブロガーは『仕事を辞めてブログ運営で食っていくレベル』に達することができるのでしょうか?

 

新卒で大手総合人材サービスのパーソルキャリアに入社し、2年間キャリアコンサルタントをしていた僕なりの見解を述べさせて頂きます。

※あくまで僕個人の見解であり、ブログ運営で飯を食っていこうと頑張る人を否定するものでは決してありません。そのような友人もいるので全力で応援したいと思っています。

ブログ運営がうまくいっても会社をやめるべきではない

結論からいうと、ブログ運営がうまくいっても会社をやめるべきではありません。

 

確かにブログは気軽に始められる副業として人気で、センスがある方は運営3ヶ月目で5万ほどの収益をあげています。

 

そのように順調な方でも、なぜ『ブログ運営を本業にして会社をやめる』べきではないのでしょうか?

ブログ運営で生きる=Googleのガイドラインに沿って生きる

ご存知の通り、僕たちはあらゆるネットの情報をGoogleから検索してゲットし、行動を意思決定しています。

 

今『いやいや、私はSafari使ってるよ!』という方、実はサファリの検索エンジンもGoogleです。

 

現在、検索エンジンの世界シェアは90%がGoogle。つまりGoogleに評価されないコンテンツを作ってもブログ運営では飯は食えません。

 

そして厄介なのが、Googleの検索エンジンは常にアップデートを繰り返しているということ。

 

大きなアップデートは年間1〜3回、小さなアップデートは年間400回以上も行われています。

 

昔、DeNAが運営するWelQという健康に関するキュレーションサイトがありました。簡単にいうとその内容は信憑性が大きく欠けるもので、下手をすると人の人生を狂わせかねないコンテンツがたくさんあったのです。

 

その影響でGoogleはキュレーションサイトを軒並み検索圏外に吹っ飛ばしました。

 

このように、自分の思いとは違うところでGoogleのルールが変わってしまうと一瞬にしてサイトが吹っ飛ぶ可能性があるのです。

 

アップデートがあるたび、Twitterのタイムラインは阿鼻叫喚となります。

 

最近のGoogleは『公式ホームページ』を優先する傾向がある

これもまた、ブログ運営者には逆風です。

 

最近のGoogleは公式HPを検索順位のトップに持ってくる傾向が強まっています。

 

これはなぜかというと、GoogleがE-A-Tの概念を重視し始めたからです。

E-A-Tとは
  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

これらが高いコンテンツ=正確な情報と認識し、優先的に表示させるのが最近のトレンドです。

 

また、昔からブログを運営しているブロガーはこれらを持っていますが、新規参入したブロガーはE-A-Tが低い可能性が高いので記事数以上にビハインドからのスタートということになります。

 

ビジネスモデルを1つに絞ること自体がナンセンス

何より、コレです。

 

ブログ運営で生きていくことが難しいということ以前に、1つのビジネスモデルで生活していくことがかなりハイリスクと言えます。

 

例えば僕の先輩マナブさん(@manabubannai )は月間で1000万以上稼いでいますが、リスクヘッジを欠かしません。

 


マナブさんは以前にも仮想通貨に参入したり、ブログだけでなく複数の収入源を作っています。

 

年間で億単位を稼ぐ人ですら、1つの収入源は危険だと判断しているのに、月に50万稼げるようになったからといっていきなり独立!はリスクが高いと言わざるを得ません。

 

大手企業は、本業が順調なうちに新たな事業に投資を始めます。

 

例えばdocomoは農業の管理システム開発を進めており、フジフィルムはコスメ業界に進出しました。

 

ビジネスをする者として、複数の事業から収益をキープすることは立派な生存戦略と言えます。

 

ブログ運営を本業としたい方も、まずは本業で安定した収入を得つつ、ブログを伸ばして、サロンやnoteの販売などに収益分散するのが、現在のベストチョイスと言えるでしょう。

ブログ運営を自分のポートフォリオと位置付けよう

これからのブログの存在意義は間違いなくコレです。

 

もはやアフィリエイトサイトは乱立し、どこで買っても変わらないですよね。

 

となると人は信頼できる人やところから情報を得ようとします。

 

単にモノを売ったりするのではなく、ブログ運営を自分のライフスタイルや特技をアピールする場にする。

 

そしてファンを作り、信頼を得る。その上で、初めてモノを売ることができる。

 

ホリエモンはこの戦略で稼いでますよね。アンチも多いけど、熱狂的なファンがいればそれが収益源になるという訳です。

 

石原一平さんというブロガーさんのファン作りがとても上手いです。何度も訪れたくなるようなサイト設計を意識されています。→石原一平さんのブログ

ベターなのは本業×ブログ運営

最強なのは、本業×ブログ運営です。

 

本業で得た知識やノウハウをブログに書き起こし、世の中に広めて誰かの役に立てる。これが一番幸せだと思いませんか?

 

僕はWebマーケティングの会社に勤めていて、そこで得たSEO対策やマーケティングのノウハウをブログやツイッターで公開しています。そしてそれがお金になる。

 

副業で得た気づきを本業のマーケティングに活かすこともできるので、僕の中で本業とブログ運営は共存してお互いを高め合う関係になっています。

本業もブログ運営も、楽しめれば最強

それに本業でしか楽しめない予算を使った事業開発や、マーケティングツールの利用など、それだけでも楽しくないですか?

 

1人ではできない仕事も、同じ目的を持った会社の仲間同士で事業を前に進めていく。とてもやりがいのあることだと思います。

 

『今の会社じゃそんなことできないよ』というのであれば、転職しましょう。自分のキャリアに向き合うことができない人に、ブログで生きていくなんて器用なことは100%ムリです!

まとめ:自分の意思を持って、ブログ運営をしよう

それでも『ブログで生きていきたい!』という方を、僕は全力で応援します。

 

Twitter仲間のよよさん(@yoyo_blog )は、意思を持ってブログ運営で生活することを目標にハードワークしています。ストイックで尊敬しています。ここまでの意思を持つ方はそういないのではないでしょうか。→よよさんのブログはこちら

 

ブログ運営をしたい!の裏に『今の会社がイヤだ』『楽して稼ぎたい』と思っているのであれば、それは本業もブログ運営も上手くいきません。

 

ブログ運営を一旦ストップして、キャリアを考えるタイミングなのかもしれません。

 

意思を持って、ブログ運営をしていけたらいいですね。

 

それでは、また!