Googleの考え方を理解することこそ、真のSEO対策である

このコンテンツは
- SEO対策って本当に意味あるの?
- SEO対策のメリットってなに?
- GoogleとSEOって何の関係があるの?
という方に向けて書きました。
「SEO対策なんて知ってるわい!」というブロガーさんにも、改めてSEOの本質と、Googleの考え方を理解できる内容になっています。
アルゴリズムのアップデートに振り回されないSEO対策を知りたい方はぜひ読んでほしいです。
※SEO対策とは?の説明に一番近い記事はこちら
目次
SEO対策の必要性は変わらない。でもやり方が変わる
結論からいいます。これから先もSEO対策は必要です。
しかしそのSEO対策のやり方が変わってきています。そしてそれは、いいコンテンツを作りたい!と思っている作り手にとってはいい方向に向かっていると言えます。
これまでWebサイトも作り手は被リンク(バックリンク)を狙ったり、他サイトの記事をリライトしてコンテンツを増やしたりと『小手先』のテクニックで検索順位を上げる技術が当たり前でした。
しかしGoogleの検索エンジンはよりユーザーに最適な検索結果を提供するため、年間で3,4回の大きなアップデートをおこないアルゴリズムを改善しています。(細かいアップデートは年間400回くらいあるよ)
この頻度でルールを変更されたらもう『このSEO対策さえやっておけば大丈夫!』なんて常識はすぐに過去のものになってしまいますよね。
アップデートを繰り返すことでGoogle検索エンジンは精度を上げ、コンテンツの作り手に「いい記事を書き続ける努力を止めるな!そうしないと順位落とすわよ!」とメッセージを送っているのです。
ハミングアップデートがもたらしたもの

2013年9月にGoogleは大きな検索アルゴリズムの改善を施しました。それが『ハミングアップデート』です。
Googleが掲げるユーザーファーストに、本格的に力を入れ始めたアップデートでした。
それまではドメインパワー(でかいサイトは上位、小さいサイトは下位にくる)や被リンクの量がSEO対策として有効なものでしたが、ひとつひとつのページが「ユーザー目線で見たときにいいコンテンツか」という指標で評価されるようになったのです。
- ドメインパワーが重要じゃなくなった
- 被リンクが重要視されなくなった
- ユーザー目線で見たときに最高か?という評価軸が追加
- 内部リンクが重要性を増した
このようにGoogleはアップデートを繰り返しながら最高の検索エンジンを作ろうとを日々進化していることを頭の片隅に入れておきましょう。
SEO対策は受験勉強の答えを探るようなもの
Googleは
「SEO対策はいらない。ユーザーにとって素晴らしいコンテンツを作れば自然に上位表示される。」と言い切っています。これは受験勉強に似ていますよね。
テストにはどんな問題が出るか分からない。だから過去問を見て傾向をつかんだらあとはがむしゃらに勉強するしかない。これをSEO対策に例えると…
SEOでは何が評価されるか分からない。だからすでに上位表示されているコンテンツを研究して、あとはそれを上回るコンテンツを作れるようがむしゃらに記事を書くしかない。
じゃあどうやって『ユーザーにとって素晴らしいコンテンツ』を作ればいいのでしょうか?
次で詳しく見ていきましょう。
Webの特徴を理解する

ブロガーもWebマーケターも、作っているのはWebコンテンツです。Webという領域でユーザーに価値を届ける以上、Webの特徴や性質を理解しておきたいところです。
ユーザーはいつでも離脱できる
お金を払って買った本なら多少つまらなくても最後まで読もうとしますが、ここはWeb。
他にも似たようなページはあるし、お金は払っていないので未練もない。
だから読みやすく、一つひとつの見出しにベネフィット(利益)を感じさせてあげるコンテンツでなければ必要性がないと思われてボタン一つで簡単に離脱してしまいます。
Webの情報は信憑性が低い
Web上には膨大なあるゆえ、間違った情報や怪しい情報をみたことがある人も多いハズ。
そうすると当然ユーザーは警戒しながら記事を読みます。
少しでも「信じられないな」と思ったら簡単に離脱してしまうので、信頼できる情報を意識してコンテンツを作る必要があります。
1つのページで判断される
僕のようなブロガーたちは自分のサイトを俯瞰して「記事数が増えてきた!」って考えます。
でもユーザーは基本的に「たまたま辿り着いた1ページ」にしか興味がありません。
関連リンクだって、サイドバーに貼ったおすすめ記事だって読んでもらえないかもしれない。
だからこそ一つひとつのコンテンツを丁寧に作って、リピートしてもらえるような価値のある内容にしないといけないのです。
素晴らしいコンテンツとはユーザーが120%満足できるコンテンツ
じゃあどうすればいいのよっ!という感じですが、ここでGoogleが口を酸っぱくして言っている「ユーザーにとって素晴らしいコンテンツ」を考えてみましょう。
バズ部は「ユーザーにとって素晴らしいコンテンツ」をこう定義しています。
ユーザーが120%満足し生活の質を劇的に向上させるコンテンツ
引用:https://bazubu.com/what-is-seo-26978.html
例えば「ダイエット」と検索した人には「綺麗になりたい」「モテたい」といった真の願望が潜んでいます。
ユーザーが120%満足するコンテンツを作るには、ダイエットの情報だけでは足りない。着やせする方法やぽっちゃりだからできるモテテクニックがあって、初めてユーザーを満たしてあげられるのです。
これは「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」といって今も変わらず有効なSEOのテクニックです。
このようにユーザーファーストなコンテンツを作るためのSEOテクニックは、これからも変わらないものだといえるでしょう。
コンテンツのチェックリストを確認しておこう
ここまで、小手先のSEO対策をするよりもGoogleが掲げる「ユーザーに喜んでもらえるいいコンテンツ」を作ることに集中した方が結果的に本質的なSEO対策になる、というお話をしてきました。
そのためにはGoogleが掲げる「素晴らしいコンテンツ」のガイドラインを確認するのが一番です。
Googleの公式ガイドからは英語版しか出ていませんでしたが、日本語に訳してあるページを見つけたのでチェックしてみてください。
Googleのデータベース作りを手伝う感覚でコンテンツを作ろう

今では検索エンジンもかなり優秀になり、小手先のテクニックが通用しなくなってきています。(テクニック記事を書いている僕が言えることではないけどね)
僕たちはGoogleの検索エンジンを通し、困っていたり悩んでいるユーザーを助けることが使命です。
そうして世の中にまだない情報を提供することで、検索結果はさらに充実する。
Googleに媚を売るようなSEO対策ではなく、Googleのデータベースを作るお手伝いをする感覚でコンテンツ作りを楽しんでいきましょう!
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございます。
この記事ではブロガーさん向けに、Googleの検索結果表示のアルゴリズムと、それにともなってSEO対策のやり方がが大きく変化していることをお伝えしました。
今まで効果的だったSEO対策は検索エンジンの進化により、徐々に通用しなくなっていますが、ユーザーのことを考えた「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」やキーワード選定は今も効果的です。
必要なSEO対策は引き続きおこないつつ、ユーザーのためになるコンテンツ作りを第一に記事を書いていきましょう^ – ^
ではでは!