【ブラック企業論】転職すべきブラック、そうでないブラック

うえの
キャリアコンサルタントブロガーの上野 翔平です。

 

2013年に流行語大賞に選ばれてから、日常的な言葉になった『ブラック企業』というワード。

残業時間が多い〜、とか上司がパワハラする〜など、会社に不満があるとブラック企業というワードで片付けられる利便性から急速的に広まりました。

今回はたくさんの企業を研究してきたキャリアコンサルタントの僕が、

  • 転職すべきブラック企業
  • まだ残るべきブラック企業

について解説します。
まとめの方におすすめの転職エージェントをまとめておくので、こちらも参考にしてください。

こんな人に向けて書きました。

  • もしかしてうちってブラック企業?
  • 労働環境が過酷で転職する時間もない
  • 月の残業時間が毎月40時間オーバー

どこからがブラック企業になる?

ブラック企業とは、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」を指す。対義語はホワイト企業。
Wikipediaより出典

これをしたらブラックだ!みたいな定義はありませんが僕的には「残業代が出ない」とか「大声を出させるアホみたいな研修をする」会社は大体ブラックですね。

そもそもブラック企業が世間の関心を集めたのは大手の居酒屋チェーン「ワタミ」で社員として働いていた女性が長時間労働を苦に、自殺してしまったというニュース。

毎月140時間も残業していたらしいのですが、これは朝の9時から夜中3時まで働いていた計算になります。狂気の沙汰です。

自分の勤めている会社がブラックかは中々分かりずらいので、他社に勤めている友人と労働環境を照らし合わせてみるのが分かりやすいですよ。

ブラック企業が乱立してしまった背景

そもそも、何故こんなにブラック企業が乱立しているのか?

それは日本が「年功序列型」の働き方していたことと、続けることが美徳、という日本人独特の精神性からきたものです。

欧米で主流な働き方は「成果主義」。結果を出せばガンガン昇進させ、使えないスタッフはバサッとクビにする超合理的なシステムです。

留学していた時にアメリカ人の友人が言っていたのですが彼曰く。「転職経験がない奴は自らここでしか生きていけませんと宣言しているンダ」とのこと…なるほど…

でも、日本はバブル時代に働けば働くほど儲かる、夢のような時代を過ごしていました。なので転職する必要もなかったんですね。

あとは転職なんて試みると「お前、自分で決めたことも続けられないの?」という周りからの声。

日本のTHE・武士道精神が年功序列型の働き方を助長してしまった、というわけ。

これらのせいで労働者よりも企業が偉い、という圧倒的な力関係ができてしまいました。そうしたらもう企業はやりたい放題。

そんな感じでバブルの頃は非難されなかった企業の無茶な働かせ方が、近日やっと叩かれるようになりました。

サマリ●日本は欧米とは真逆の雇用形態を取ってきた

●日本固有の精神性も合間って、ブラック企業に都合のいい世論ができていた

ブラック企業が叩かれはじめたワケ

では、なんで近年になってブラック企業は叩かれ始めたのでしょうか?

いくつが理由がありますが、大きく2つあります。

  • SNSでブラック企業は即・拡散される
  • 働く人が減るので企業は選ばれる必要がある

この2点がブラック企業が叩かれ始めた理由です。

SNSでブラック企業は即・拡散される

これはめっちゃでかいですね。普段はホームページでいい事言っている企業も、ツイッターを覗くと従業員の不満がめっちゃ出てる、みたいな事は多々あります。

こうなると企業は本質的に労働体質を改善するしかありませんね。

本当かウソかしっかり見抜くITリテラシーは必要ですが。

余談ですが、義務教育ではなんでSNS禁止、などと訳わからない教育をするんでしょうね。ちゃんとITと上手に付き合っていく教育をしないと、大人になってトラブルに巻き込まれるのに。

働く人が減るので企業は選ばれる必要がある

少子高齢化で、今や深刻な労働力不足。働く人が全っ然足りない!というのが日本の未来。

社員は企業の貴重な財産ですから、会社も社員集めに必死になる訳です。

そうなるとSNSでブラックなどと言われているようじゃ全く人はきてくれない。会社も頑張って早帰りデーを実施したり、福利厚生を充実させたりしなきゃいけない。

時代の流れが企業の体質改善をさせる理由になったのは嬉しいですね!

上野 翔平のブラック企業論

ここからは、僕なりが学生時代から考えていた「ブラック企業論」をお話させてください。

色々な経営者、事業、転職者を見てきた経験から思ったことを書きます。

世の中なんて、基本的にブラック企業

まず、世の中の企業は

  • ブラック企業
  • 超絶ブラック企業

基本的に、この2種類しかないことを強くご認識頂きたいです。

企業とは利潤(儲け)を追従することが1番の目的なので、倒産したら残業代もクソもない。

会社を成り立たせるために、事業を継続するためにスタッフに負荷をかけてくるのはある意味仕方ない構造です。

もし「うるせー、俺は残業もしたくないし福利厚生は欲しいし給料はたくさんもらいたいんだ!」と言うなら転職か起業するしかないですね。もしくはバイト

ちなみに超絶ホワイト企業もたま〜にありますが、簡単には入れないのが現実です。

優秀な人がすでにたくさんいますから。

入社した理由によってブラックかどうか変わるよ

たとえその環境がワ○ミだろう大手だろうと、もうブラック企業なんですよ。どこも。

大事なのは、そこをブラック企業にするのか修行の場とするのか、と言うこと。

例えば、僕が将来「ワ○ミのメニュー、美味いっ!俺も居酒屋作りたいからこのメニューを再現するために働く!」って思って入社すればワ○ミは修行の場になります。

多分キツイんでしょうが、頑張ると思います。

でも、もし何の意思もなく何とな〜く入社してしまったらもう地獄なのでしょうね…

あなたがそこに入社した理由を、久しぶりに思い出して見てください。

もしもうここで得るものがなければ、今の環境はただのブラック企業になってしまう可能いが高いです。

そう感じたら、思い切って転職するのは全然アリだと思いますよ。
むしろ早くしたほうがいいです。

ブラック企業を選んだのはあなた、と言うことも事実

僕はブラック企業は嫌いですし、滅びればいいと思ってこんな記事を書いてます。

でもブラック企業に入ってしまったあなたにリサーチ能力が足りなかったのもまた事実です。

SNSや会社の評判で調べたり、色々と手法があったはずです。

とはいえ情報収集には限界がありますよね。なので、ブラック企業からの転職時にはプロの手を借りるのがベストです。

今の会社が本当にブラックなのか?あなたのスキルを生かした条件の良い会社はないか?を無料で教えてくれます。

一応、キャリアコンサルの僕が自信を持ってオススメする転職エージェントをまとめているので、参考にしてみてください。

【2018年版】現役キャリアコンサルタントが教える転職エージェント8選

ではでは。